続きを書きます。(笑)
X100について、もう少しだけ。
買う前から、「じっくり撮るためのカメラ」だということは多少は
わかっていて買ったのですけど、ここまで「使えないカメラ」だとは
思っていませんでした。(苦笑)
X100のダメダメな点をよく理解せずに、3年前のドイツ旅行の際に
持って行きましたけど、うーん・・・という感じでした。(苦笑)
現在はいくつかのことが、ファームウェアのバージョンアップにより、
現在は改善されたりもしているようですが、私が旅行に持って行った
ときには、ダメダメなカメラでした。
不満だった点を改めて書いてみると・・・
まずは、機動が遅く、シャッターチャンスを逃しまくりました。(笑)
旅行中に「いいな!」と思ったときに、すぐに写真が撮れることを
望んでいるけれど、電源を入れてから、撮影できる状態になるまで、
時間がかかりすぎます。
おまけに、オートフォーカスがダメダメです。
なかなかピントが合わないし、ようやくピントが合って、シャッターを
切ったと思ったら、実はピンぼけ写真だったということも少なくない
です。
(カメラの液晶でもはっきりとしたピンぼけがわかるときもある。)
AFに関しては、特に暗いところ(少しでも暗いところ)では、
あきれるぐらいダメダメです。
AFが迷って迷って(ジーコ、ジーコ行ったり来たり)、全然ピントが
合いません。
画質の良いカメラであることを否定するつもりはないです。
たしかに、シャッターチャンスを逃さずに、ちゃんとピントが合って
撮れた写真は、「このカメラならでは」というか、十二分に満足できる
ものです。
ドイツ旅行中に、X100で撮った写真の中にも、すごく気に
入っている写真もあります。
写りそのものは十二分に合格点なんですけど、起動が遅すぎとか、
ピントが合わないとか、ダメダメな点が、私には「我慢できないレベル」
なので、それ以降、ほとんど使っていません。(笑)
旅行中も途中から、サブカメラで持って行ったはずのパナソニックの
GF3(マイクロフォーサーズ)が、メインカメラになりました。
シャッターチャンスを逃したり、ピンボケを量産するカメラ(X100)よりは、
画質が劣っていても、ちゃんと写真が撮れるカメラ(GF3)の方が
良いと思ったから。
人によっては、欠点はわかっていても、それ以上に気に入る点が
あって使う(デメリットよりメリットの方が大きい)という人も
いるとは思うけど、私はそういう気にはなれません。
まあ、そんな感じで、X100で「高い買い物」をしたという
思いが強いので、後継機種のX100Sが改良されたと言っても
信用できなかったし、買おうという気持ちには、これっぽっちも
なれませんでした。
一応、X100で撮った写真をアップしておきます。
(続く)